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YouTubeのAIコンテンツ開示ラベル|必要な場合と設定方法

YouTubeのAIコンテンツ開示ラベルが必要な動画・不要な制作補助を公式基準で整理。投稿前の3問チェック、Studioでの[AI の使用]設定、迷った場合の確認手順を解説します。

公開日: 2026-07-30 / 更新日: 2026-08-23 / まぁる

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目次

YouTubeのAIコンテンツ開示ラベルは、AIを使った動画すべてに付けるものではありません。実在の人物・場所・出来事を本物のように見せるAI生成または大幅な改変をした場合に、YouTube Studioで[AI の使用]を[はい]にして開示します。台本作成、字幕生成、通常の音声補正だけなら、原則として同じ理由での開示は不要です。

開示が必要なのは「リアルで意味のある改変」をした場合

YouTube ヘルプ「生成 AI コンテンツの使用に関する開示」では、AIで大幅に改変したコンテンツ、または写真のようにリアルなコンテンツを生成した場合に、クリエイターによる開示を求めています。確認日は2026年8月23日です。

代表例は、実在人物が実際にはしていない発言・行動をしたように見せる表現、実際の出来事や場所の映像を事実と異なるように変える表現、実際には起きていない場面を実写のように作る表現です。AI動画かどうかだけでなく、視聴者の事実認識に影響するかが重要です。

  • 実在人物が、実際には言っていないことを話したように見える
  • 実在する場所・出来事の映像を、現実とは異なる内容に大きく変えた
  • 起きていない出来事を、ニュース映像や実写のように生成した
  • AI生成の音楽や、現実の場所を写したように見える追加映像を使った

選挙、災害、健康、金融など、視聴者の判断に影響しやすいテーマは特に慎重に扱います。ラベルを付けても、著作権、肖像・プライバシー、コミュニティガイドラインへの適合まで保証されるわけではありません。

台本・字幕・通常の補正は、まず「制作支援」として切り分ける

AIで企画案、台本、タイトル、サムネイル案、字幕を作っただけで、直ちにAI表記が必要になるわけではありません。同じ公式ヘルプでは、動画案の作成、台本、サムネイル、タイトル、インフォグラフィックの作成・改善、字幕作成、アップスケーリング、音声修復などを、通常は開示不要な制作支援の例として案内しています。

たとえば、YouTube台本をAIで書く方法の手順で構成案を作り、自分で内容を確認して収録した動画は、台本にAIを使ったことだけを理由に[AI の使用]を[はい]にする必要は通常ありません。

ただし、同じ動画で実在人物そっくりの映像を生成したり、他人が言っていない発言を本人の声や姿に見せたりしたなら、制作支援の範囲とは別に開示を検討します。音声生成を使う場合は、利用規約やクレジットも別問題です。VOICEVOXはYouTube収益化で使える?で商用利用条件も確認してください。

投稿前は3問で判定する

迷ったときは、AIツール名や作業工程ではなく、次の順番で確認します。

  1. 1. 公開する動画に、実写・実在人物・実在場所・現実の出来事のように見える箇所があるか確認する
  2. 2. その箇所で、人物の発言・行動、場所、出来事の事実関係を変えたり、新たに作ったりしているか確認する
  3. 3. 視聴者が本物だと受け取る可能性があるなら、[AI の使用]を[はい]にする

アニメ調のAIアバターや明確に非現実的な映像は、通常、現実と誤認される条件に当たりにくいでしょう。一方で、実在人物に酷似したアバター、存在しない事故現場の実写風映像、本人が言っていない助言を本人の発言に見せる音声は、開示が必要となる可能性が高い表現です。

YouTube Studioでの設定方法

開示対象と判断したら、アップロード時にYouTube Studioの[属性]を開き、[AI の使用]で[はい]を選択します。対象外なら[いいえ]を選びます。表示名や配置は変更されることがあるため、投稿時のStudio画面を優先してください。

公式ヘルプでは、[はい]を選んでアップロードすると、視聴者にAI生成または改変コンテンツであることを示すラベルが表示されると案内されています。確認日は2026年8月23日です。開示そのものによって視聴者層が制限されたり、収益化資格に影響したりするものではありません。

ただし、YouTubeがAIラベルを自動適用する場合もあります。YouTubeの生成AIツールで作られたコンテンツ、C2PAメタデータを含むコンテンツ、YouTubeの検出システムがAI生成・改変と判断したコンテンツなどが対象になり得ます。誤って自動ラベルが付いた場合でも、Studioの開示アンケートで見直せる場合があります。

ラベルの位置より、正しい開示を優先する

YouTube公式ブログのAIラベル改善に関する案内では、視聴者がAI生成・改変コンテンツを理解しやすくするため、ラベル表示を改善していることが説明されています。確認日は2026年8月23日です。写真のようにリアルなコンテンツはプレーヤー上で目立つ形で表示されることがあり、非現実的なAIコンテンツやアニメーションは説明欄を開いた位置に表示される場合があります。

ラベルの位置をコントロールすることを目標にするより、視聴者にとって誤認の余地があるかを基準にしてください。意図的な未開示を繰り返すと、YouTube側によるラベル付与や措置につながる可能性が公式ヘルプで示されています。

開示と収益化の独自性は別々に確認する

AIラベルは透明性のための設定であり、収益化で見られる動画の独自性・付加価値とは別の基準です。「ラベルを付けたから収益化できない」「AIを使わなければ量産型と見なされない」とは限りません。

AIを使った動画でも、企画の意図、自分の解説、検証、編集上の判断を視聴者へ渡せているかを別途確認します。YouTube量産型コンテンツとは?AI動画の収益化対策も参考に、開示チェックと独自性チェックを投稿前の別項目として固定すると管理しやすくなります。

  • 台本・企画・字幕・通常の補正だけなら、まず制作支援として扱う
  • リアルな人物・場所・出来事を生成・大幅改変したら、[AI の使用]を確認する
  • [はい]を選んだ後も、著作権、肖像・プライバシー、独自性を別途確認する

最後に迷う動画は、「視聴者が事実だと思っても困らないか」で見直します。困る可能性があるなら、公開前に開示を選ぶ運用が安全です。

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