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YouTube著作権侵害の警告3回でどうなる?対処法
YouTubeの著作権侵害の警告は3回でどうなるのかを公式情報で解説。Content IDとの違い、90日で失効する条件、動画を消す前の確認、取り下げ・異議申し立ての判断を整理します。

目次
YouTubeの著作権侵害の警告(ストライク)は、3回有効な状態になるとチャンネル停止の対象です。すでに警告が付いた動画を削除しても、通常は警告そのものは消えません。まず通知がContent IDの申し立てなのか、著作権侵害による削除通知なのかを確認し、警告が付く前か後かで対応を分けてください。
この記事で紹介する著作権警告の扱いは、YouTube公式ヘルプ「著作権侵害の警告について」とYouTube公式ヘルプ「申し立てとは」をもとに整理しています。確認日は2026年8月21日です。
先に結論:著作権侵害の警告を3回受けるとどうなるか
YouTube公式ヘルプでは、著作権侵害の警告が3回に達すると、チャンネルが停止され、関連付けられたチャンネルも停止の対象になると案内されています。アップロードしたコンテンツにアクセスできなくなり、新しいチャンネルの作成も認められません。
ただし、重要なのは「過去に合計3回受けたか」ではなく、現在有効な警告が3件あるかです。警告は、コピーライト スクールを修了し、警告から90日が経過すると失効します。コピーライト スクールを修了しなければ、90日を過ぎても警告は残るため、放置は避けてください。
Content IDの申し立てと著作権侵害の警告は違う
「著作権の通知」を受けても、すべてがストライクではありません。YouTube公式は、著作権侵害による削除通知と、Content IDによる著作権の申し立てを別の仕組みとして説明しています。
- Content IDの申し立て:動画は公開されたまま、権利者の設定により収益化、トラッキング、地域別ブロックなどが行われます。通常、著作権侵害の警告にはなりません。
- 著作権侵害による削除通知:有効な削除通知により動画が削除されると、チャンネルに著作権侵害の警告が付きます。
Content IDの申し立てでは、動画が視聴可能なままでも収益の受取先が変わることがあります。一方、削除通知はチャンネル運営の継続に直接関わります。YouTube Studioの「コンテンツ」画面と、YouTubeから届いたメールで通知名を確認してください。メールのリンクだけで判断せず、Studioを直接開いて同じ通知があるかを見ると、不審なメールへの対策にもなります。
動画を削除する前に確認する3つの状態
対応を誤らないために、まず通知の状態を分けます。特に、すでに警告が付いているかどうかで、動画削除の意味が変わります。
1. Content IDの申し立てだけの場合
ストライクではないため、まず権利者のポリシーと動画への影響を確認します。ライセンスを持っている、誤った一致であるなど根拠がある場合は、Content IDの申し立てに対する異議申し立てを検討できます。ただし、根拠が曖昧なまま異議申し立てをすると、削除通知へ進むリスクを完全には否定できません。利用規約、購入履歴、許諾メールを先に集めてください。
2. 予約済みの削除通知の場合
メールに「scheduled removal」などの記載があり、まだ削除が実行されていない状態なら、メールに記載された猶予期間内に動画を削除することで、警告を避けられる場合があります。猶予期間、対象箇所、申し立て者を確認し、必要なら該当素材を使った他動画も非公開にして点検します。
3. すでに著作権侵害の警告が付いた場合
この状態では、動画を後から削除しても通常は警告の解決になりません。警告を解除する手段は、コピーライト スクール修了後に90日を待つ、申し立て者に削除通知を取り下げてもらう、削除が誤りなら異議申し立て通知を提出する、のいずれかです。
警告を受けた直後にやること
焦って反論や削除をする前に、証拠と影響範囲を確認します。次の順番なら、不要な手続きや同じ素材による再発を減らせます。
- YouTube Studioで、警告の有無、対象動画、対象箇所、申し立て者を確認する
- 映像、音源、画像、台本、テンプレートの出典を洗い出す
- ライセンス証書、購入履歴、利用規約、許諾メールを保存する
- 同じ素材を使った公開・限定公開・予約投稿の動画を確認する
- コピーライト スクールが表示されている場合は、受講条件を確認して完了する
使用素材の管理が曖昧だと、再発防止はできません。今後は素材ごとに「出典」「購入日」「商用利用の可否」「YouTube利用時の条件」「クレジットの要否」を記録しておくと、確認時間を短縮できます。AI音声を使う場合も、サービスごとの商用利用条件を確認してください。AI音声ナレーションツールの比較記事では、確認したい利用条件を整理しています。
対処法は3つ。根拠の強さで選ぶ
心当たりがある場合:取り下げ相談または90日を待つ
無断利用、ライセンス範囲の見落とし、クレジット条件の未達に心当たりがある場合は、異議申し立て通知を急がないほうがよいでしょう。申し立て者に連絡できるなら、使用経緯を簡潔に伝え、削除通知を取り下げてもらえるか相談します。取り下げが難しい場合は、コピーライト スクールを修了し、90日の経過を待つ方法を検討します。
謝罪や削除だけで取り下げが約束されるわけではありません。相手方への連絡は、事実関係と希望する対応を短く伝え、感情的な反論を避けることが大切です。
削除が誤りだと説明できる場合:異議申し立て通知を検討する
ライセンスが有効、権利者本人である、誤認であるなど、削除が誤りだと説明できる資料がある場合は、異議申し立て通知を検討します。YouTube公式の異議申し立て通知の案内を2026年8月21日に確認しました。異議申し立て通知は、削除されたコンテンツの復元を求める法的手続きであり、個人情報の共有を含むことがあります。
- 利用許諾の範囲を示す契約書、ライセンス、購入履歴がある
- 対象素材と許諾内容が一致している
- 「短く使っただけ」「他の人も使っている」以外の説明ができる
- 申し立て者との紛争に進む可能性も理解している
判断が難しい場合や、金額・契約・権利関係の争いになり得る場合は、法律の専門家に相談してください。この記事は一般的な運用判断の整理であり、個別事案への法的助言ではありません。
収益化への影響と再発防止
著作権侵害の警告は、動画1本の問題ではなく、チャンネルの継続運営に関わります。収益化を目指す段階では、権利関係に加え、チャンネル全体がポリシーに沿っているかも見直しておくと安心です。YouTube収益化審査に落ちる原因と再申請の手順で、収益化前に確認したい項目を整理しています。
他人の動画を研究する場合も、企画の切り口や視聴者の悩みを参考にし、映像・音声・サムネイル・台本の表現を流用しないことが基本です。AIで量産する動画でも、素材の権利確認は省略できません。YouTube量産型コンテンツとAI動画の収益化対策もあわせて確認してください。
よくある質問
- Q. 警告を1回受けたら、すぐにチャンネル停止になりますか?
- A. 1回で直ちに停止するわけではありません。ただし、有効な警告が3回に達すると停止の対象です。コピーライト スクールを修了しない場合、警告は90日を過ぎても残ります。
- Q. 警告が付いた動画を削除すれば、ストライクは消えますか?
- A. すでに警告が付いた後では、通常、動画を削除しても警告は消えません。予約済みの削除通知で猶予期間内なら、削除によって警告を避けられる場合があります。
- Q. Content IDの申し立ては、3回でチャンネル停止になりますか?
- A. 通常は著作権侵害の警告とは別の扱いです。Content IDの申し立ては、収益化、トラッキング、ブロックなどの影響があり得ますが、通常はストライクになりません。
まとめ
YouTubeの著作権侵害の警告は、3回有効な状態になるとチャンネル停止の対象です。通知を受けたら、Content IDの申し立てか削除通知か、予約済みか警告済みかを最初に確認してください。
すでに警告が付いた動画は、削除だけでは通常解決しません。心当たりがある場合は取り下げ相談または90日ルール、削除が誤りだと説明できる場合は異議申し立て通知を検討します。素材の利用条件を記録する運用に切り替えることが、次の警告を防ぐ現実的な対策です。
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